「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」
今日の1冊目「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」
ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)
- 作者: エルサベスコフ,Elsa Beskow,小野寺百合子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/05/25
- メディア: 大型本
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この絵本、今まであまり見たことのない絵本のつくりをしています。絵本を開くと、見開きの右ページにのみ絵と文字がありまして、左ページには何も描いてありません。
その余白感とでも言いますか、余裕のある感じが物語の世界の空気をつくっている感じがします。
絵はとても可愛く、一枚のイラストとして誌面が見える装飾具合です。
ちーちゃんのお気に入りでこの2週間のリピート率トップでした。
今週のオススメでした。
アベコベさん
今日の1冊目「アベコベさん」
- 作者: フランセスカサイモン,ケレンラドロー,Francesca Simon,Keren Ludlow,青山南
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1997/08
- メディア: 大型本
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図書館でタイトルに惹かれて借りてみたけれど、ちーちゃんもあーちゃんもまったく興味を持たなかった。読んでいても面白さが分からなくて、読んでいて不安になってきてしまいました。そして、途中でふたりとも「別なのがいい」と言い出す始末。
けれども、その後、奥さんが「ここって変だねー」とか「こういうのをやったら怒られるからね」とか、解説しながら読んでいったらあーちゃんは楽しそうに聞いていました。
詰まらないならば詰まらないなりに読み方があるなーと思いつつ、この絵本はそういうハチャメチャぶりだけを楽しむ絵本で、ストーリーとか一貫性とかそういうのは気にしちゃいけないんだって思いました。
ふたりが寝ている間に
本当に、親をしているとフト思うことがある。
例えば、ちーちゃんとあーちゃんが格闘技のように寝相の悪さを競っている姿を見て、僕はずーっとふたりのパパで居られるんだよなーっていうようなことを、本当に当たり前のことを改めて感慨深く感じたり、ママとふたりで「うちの子はかわいいねー」なんて、どこの家庭でも、いつの時代でも親というバカみたいな生き物が口にしてきたことが思わず口からこぼれたりと、脈絡もなくフト思う。
たぶん、子どもが居る今がとても幸せなんだろうななんて一歩引いたつもりで客観視したとしても、もっと歳をとって、ふたりからパパと呼ばれずにじいじとかばあばとか呼ばれ始めたとき、ふとこんなことを書いている今を思い出すんだろうななんて。
こんなこと、たぶん、どうでもいい話。
ティモシーとサラのとりかえっこ
今日の1冊「ティモシーとサラのとりかえっこ」
ティモシーとサラのとりかえっこ―ティモシーとサラのえほん〈7〉 (えほんとなかよし)
- 作者: 芭蕉みどり
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 大型本
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本日は、バレンタインデー。ちーちゃんは、あの子にもこの子にもとチョコを作って持って行きました。けれど、帰ってくると悲しい顔をして、「いっぱいあげたのに、ひとつしかもらえなかったよ」と拗ねていました。昨年はみんなが配りあっていたのに、今年は好きな子と約束をした仲良し同士で渡し合ったらしいんです。好きな男の子とかバレンタインデーの意味とか話していたんですが、ちーちゃんには理解できていなくて、周りのみんなはちょっと成長していたっていう話だったんだなって思いました。
こういうことをなんとなく伝えるのも絵本の力なのかも知れないって思いました。物語での出来事に憧れて行動したり、物語の登場人物から学んだりってありますよね。
と、そんなことがあった今日は、いろいろあっって、寝るのが遅くなったので、1冊だけ。
昨日に続き、あーちゃんセレクト。この本はとても楽しい。双子であることってなんとなく羨ましいし、それで立場をとりかえっこすることで起こるだろうハプニングに期待しながら読み進めるのは自分たちもいたずらをしているようで愉快です。
疲れて眠そうだったちーちゃんも途中から身を起こして一緒に聞き始めました。
ティモシーとサラのパーティー
今日の1冊「ティモシーとサラのティーパーティー」
最近、1冊ずつしか読んでいないのは、小さなイベントが続いているので、布団に入るのが遅くなっているから。今夜は、ちーちゃんが明日のバレンタインで配るチョコの準備をしていたから遅くなりました。
「ティモシーとサラ〜」のシリーズは妹の家からのお下がりなのですが、あーちゃんがとても大好き。家にある3冊とも、定期的に取り出してきます。今日もあーちゃんのチョイス。
特になんてことない話はなのだけれど、そういう安定感って好きなのかな?って思います。
大人が選ぶ絵本と子どもが好む絵本の間って結構な壁がありますよね。子どもの意見を尊重しますが。
イルミネーチャー
今日の1冊目「イルミネーチャー」 。
イルミネイチャー: 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!
- 作者: レイチェルウィリアムズ,カルノフスキー,Carnovsky,Rachel Williams,小林美幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: 大型本
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絵本には読み聞かせる(または自分で読む)ジャンルの本と、みんなでワイワイ読むような本と、大別するとこの2つに別れる気がします。
今日買った「イルミネーチャー」は、みんなでワイワイ読む本の決定版みたいな感じ。3色の色眼鏡を使って絵本を見ると、色ごとに反応する絵が見えてくる(逆の言い方をすると色に反応しない絵は消えてしまって見える)。大人が見ても大変面白く、しばらくぼーっと眺めてしまいました。
世界を探検するというテーマで、その地域の植物(自然)と、そこで昼間に活動する動物と夜行性の動物とが描かれています。
と書いても、まったく伝わるように書いている自信がありません。実際に本屋さんで確認してみてください。
ちょっと高いですが、なんとなく買ってしまう雑誌とか実用本なんかを買うのを止して、買ったほうが良い本です!
どんなにきみがすきだかあててごらん
今日の3冊目「どんなにきみがすきだかあててごらん」
どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: サムマクブラットニィ,アニタジェラーム,Sam McBratney,Anita Jeram,小川仁央
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1995/10
- メディア: 大型本
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私はそれほど絵本に造詣が深いわけではないので、図書館に行くと置いてある絵本ガイドを片手に探します。その中で推薦されていた絵本。
前からちーちゃんとあーちゃんは、私たちに「ママが世界一好きなのは誰?」「パパが世界一好きなのは誰?」とお互いの名前を呼ばれるように聞いてくるようになりました。この絵本に、良い答えがあるかな?って思って借りたのですが、思ったことと違う本でした(その前に絵本に答えを探すのが間違えているんでしょうが)。
ずっと好きの大きさをお互いに比べ続ける話で、比べ続ける最中は楽しい気持ちになりますが、落ちはハッキリした、例えばスッと腑に落ちるようなものではありませんでした。けれども、好きという気持ちは比べられるものではなく、相手を思って伝え続けるものなのかもって思わせれくれる素敵な絵本でした。