ティモシーとサラのとりかえっこ
今日の1冊「ティモシーとサラのとりかえっこ」
ティモシーとサラのとりかえっこ―ティモシーとサラのえほん〈7〉 (えほんとなかよし)
- 作者: 芭蕉みどり
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 大型本
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本日は、バレンタインデー。ちーちゃんは、あの子にもこの子にもとチョコを作って持って行きました。けれど、帰ってくると悲しい顔をして、「いっぱいあげたのに、ひとつしかもらえなかったよ」と拗ねていました。昨年はみんなが配りあっていたのに、今年は好きな子と約束をした仲良し同士で渡し合ったらしいんです。好きな男の子とかバレンタインデーの意味とか話していたんですが、ちーちゃんには理解できていなくて、周りのみんなはちょっと成長していたっていう話だったんだなって思いました。
こういうことをなんとなく伝えるのも絵本の力なのかも知れないって思いました。物語での出来事に憧れて行動したり、物語の登場人物から学んだりってありますよね。
と、そんなことがあった今日は、いろいろあっって、寝るのが遅くなったので、1冊だけ。
昨日に続き、あーちゃんセレクト。この本はとても楽しい。双子であることってなんとなく羨ましいし、それで立場をとりかえっこすることで起こるだろうハプニングに期待しながら読み進めるのは自分たちもいたずらをしているようで愉快です。
疲れて眠そうだったちーちゃんも途中から身を起こして一緒に聞き始めました。
ティモシーとサラのパーティー
今日の1冊「ティモシーとサラのティーパーティー」
最近、1冊ずつしか読んでいないのは、小さなイベントが続いているので、布団に入るのが遅くなっているから。今夜は、ちーちゃんが明日のバレンタインで配るチョコの準備をしていたから遅くなりました。
「ティモシーとサラ〜」のシリーズは妹の家からのお下がりなのですが、あーちゃんがとても大好き。家にある3冊とも、定期的に取り出してきます。今日もあーちゃんのチョイス。
特になんてことない話はなのだけれど、そういう安定感って好きなのかな?って思います。
大人が選ぶ絵本と子どもが好む絵本の間って結構な壁がありますよね。子どもの意見を尊重しますが。
イルミネーチャー
今日の1冊目「イルミネーチャー」 。
イルミネイチャー: 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!
- 作者: レイチェルウィリアムズ,カルノフスキー,Carnovsky,Rachel Williams,小林美幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: 大型本
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絵本には読み聞かせる(または自分で読む)ジャンルの本と、みんなでワイワイ読むような本と、大別するとこの2つに別れる気がします。
今日買った「イルミネーチャー」は、みんなでワイワイ読む本の決定版みたいな感じ。3色の色眼鏡を使って絵本を見ると、色ごとに反応する絵が見えてくる(逆の言い方をすると色に反応しない絵は消えてしまって見える)。大人が見ても大変面白く、しばらくぼーっと眺めてしまいました。
世界を探検するというテーマで、その地域の植物(自然)と、そこで昼間に活動する動物と夜行性の動物とが描かれています。
と書いても、まったく伝わるように書いている自信がありません。実際に本屋さんで確認してみてください。
ちょっと高いですが、なんとなく買ってしまう雑誌とか実用本なんかを買うのを止して、買ったほうが良い本です!
どんなにきみがすきだかあててごらん
今日の3冊目「どんなにきみがすきだかあててごらん」
どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: サムマクブラットニィ,アニタジェラーム,Sam McBratney,Anita Jeram,小川仁央
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1995/10
- メディア: 大型本
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私はそれほど絵本に造詣が深いわけではないので、図書館に行くと置いてある絵本ガイドを片手に探します。その中で推薦されていた絵本。
前からちーちゃんとあーちゃんは、私たちに「ママが世界一好きなのは誰?」「パパが世界一好きなのは誰?」とお互いの名前を呼ばれるように聞いてくるようになりました。この絵本に、良い答えがあるかな?って思って借りたのですが、思ったことと違う本でした(その前に絵本に答えを探すのが間違えているんでしょうが)。
ずっと好きの大きさをお互いに比べ続ける話で、比べ続ける最中は楽しい気持ちになりますが、落ちはハッキリした、例えばスッと腑に落ちるようなものではありませんでした。けれども、好きという気持ちは比べられるものではなく、相手を思って伝え続けるものなのかもって思わせれくれる素敵な絵本でした。
ごあいさつごあいさつ
今日の2冊目「ごあいさつごあいさつ」
図書館でちーちゃん用の貸し出しカードを作りました。もうすぐ一年生になるので、その節目にというか、「これからたくさん本を読もうね」という意識づけというか、自分の意思表示というか。
そうしたら、図書館の方でも子どもに読書の習慣づけをする試みとして「読書通帳」というものを用意していて、ちーちゃんにくださいました。
これは、本を貸し出した後、専用の機械に銀行通帳のような冊子を通すと貸し出した本が記録されるというもので、中学生卒業まで利用できるとのこと。この取り組みには大変感動しました。
ちーちゃんセレクトの「ごあいさつごあいさつ」もちゃんと通帳に記載されました。絵本はとても奔放なタッチで描けれている絵が特徴的な本で、ごあいさつごあいさつの名の通り、挨拶をすることで広がる繋がりについて書かれており、楽しんで見て、聞いてくれていました。
せかいのひとびと
今日の1冊目「せかいのひとびと」
今日は、ちーちゃんの振替休日でした。日曜日の展覧会、そしてバザーがあったので、有給休暇をいただいて、2人でデートな1日を満喫しました。
公園に行ったり、約束していたおもちゃを買いに近くのトイザらスへいったりする中で、一緒に図書館へも行きました。
図書館での出来事。ほんの一年前は私が本を探すのに夢中になっている間、はぐれてしまうと泣きながら私を探していたちーちゃんでしたが、今日は、驚くほど違っていました。いつもの如く、書架に夢中になっていた私のそばから居なくなったちーちゃん(すいません、本当はちーちゃんを置き去りにした私)に気づき、いつものように泣いているだろうと図書館中を探して回りました。ちーちゃんはいつも私が大人用の本棚の列にいると思ってその辺りさまよっていたので、私も必死になって探したのですが、今日、ちーちゃんが居たのは子供用の絵本コーナーでした。それも、自分で読みたい本を探していて、私が居なくなったことを意にも介さずという感じで、絵本に見入っていました。
なんだか私だけが取り残されたような気分というか、子どもの成長の速さを改めてさいにんしきしたというか。見つけたとき、床に座って、絵本をめくっている姿にちょっと感動しました。
と、絵本の読み聞かせ話から逸れましたが、「せかいのひとびと」。
読み聞かせるには少々難ありで、途中でやめてしまいました。ちーちゃんが最近、いろいろなことに興味を持っているのでチョイスしたのですが、図鑑的な内容のこの本には興味を持ってくれませんでした。
かようびのよる
今日の3冊目「かようびのよる」
- 作者: デヴィッドウィーズナー,David Wiesner,当麻ゆか
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2000/05
- メディア: 大型本
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なぜか文章のことを書いてしまっている今日。締めは文章のない絵本では有名な部類のものなんじゃないかなって思う、「かようびのよる」。
ちなみにこれもあーちゃんセレクト。しっかりした読み聞かせができなかったのに、締めにこの本っていうのは、親の気持ちを覗き見しているなって思うのですが。
もともとあーちゃんはそういうタイプの子なのですが、何人かのお母さんに聞いてみても子どもって親の何かを敏感に感知しているとしか思えない、偶然をしでかすみたいですね。
さて、「かようびのよる」は、子どもが生まれる前から大好きだった本で、うちの母からすると初孫になる、なーにはじめて買ってあげた本でもあります。
しかし、なーがこれを読んだ後の感想は、「かえるはよるになるととべるんだね」っていう、目から鱗がポロポロと落ちるような一言。蛙は跳ねるが飛べやしないってことを常識として知っているから、かようびのよるっていう限定された時間のみ、蛙が飛行能力を持つって素敵なファンタジーって思えるわけで、常識なんていう不自由なものを持ち合わせていない子どもからすると、すべてはその通りって感じなんだよなあって思いました。
ちーちゃんとあーちゃんは、私が補足しながらページをめくっていくのに合わせて、あーだこーだと話をしていました。