絵本は思い出の場所

子どもたちに読み聞かせた絵本のことなど

あきのはやしであそぼう!

 今日の2冊目「チャイルドブックジュニア2014年11月号あきのはやしであそうぼう!」

 読んでいる絵本は、私とちーちゃんとあーちゃんがそれぞれ1冊ずつ選んでいます。もちろん、お布団に入る時間が遅くなったら私が3冊をチョイスしますが。

これはあーちゃんセレクト。幼稚園から貰うやつです。年齢と発行年度にズレがあるのは、いとこから貰う本の中にでも紛れていたからでしょう。

こういう本もあまり良い文章が書かれてはいませんね。読んでいて、ちゃんと子どもたちに伝わっているか不安になります。セリフと地の文のバランスが悪いことが多いんです。

けど、絵本って名前の通り、絵の本なわけですから、絵でしっかり感じ取っているんですかね、子どもたちは。

私も幼稚園の頃にこの手の本をたくさん貰ったのを覚えています。特に覚えているのは貰った本を並べると背表紙が一つの絵になっていたことです。それぞれの本の内容は覚えていないけど。あ、確か、最後のページにテレビ放映される前のアンパンマンが掲載されていた気がする。

 

みつけて‼︎ジュエルペット

今日の1冊目「みつけて‼︎ジュエルペット

みつけて!!ジュエルペット (ぷっちぐみさがしっこシリーズ)
 

今日は、ちーちゃんの通っている園でバザーがありました。ご家庭から出品されたたくさんの品物の中から、  ちーちゃんが見つけてきた探し絵絵本。ミッケみたいな感じで楽しむ本。売れ残りで10円。

この本に限らないけど、未熟な文章を声に出すと、とても読みづらい上に、とても不安になる。

良い文章というものには、安定感とでも言いたいような、読んでいて落ち着いた気分になる調子がある。

こういう本は好きじゃないけど、子どもが楽しんでいる本をむげに否定するのもどうかなって思うんですよね。

 

三びきのこぶた

今日の3冊目「三びきのこぶた」

三びきのこぶた

三びきのこぶた

 

 有名な民話とか昔話って、いろんなアレンジのものがありますね。特に教訓めいていたりするものが多くて、幼い頃から慣れ親しんだ「三びきのこぶた」も自分にとっては、「手を抜いて仕事をするヤツは碌な目に遭わない」みたいなストーリーになっていました。

今日、読んだこの三びきのこぶたは、ちょっと違う感じでした。

「三びきのこぶた」とはいうものの、話のメインは、「三びき目のこぶた」。タイトルも変えたほうがいいんじゃないのかなって思いました。けど、起承転結とか三幕物の構成に慣れている大人である私たちは違和感を感じる(意識側で法則に当て嵌めようと無意識のうちにしてしまっている)のであって、どうでも良いのですよね、そういうのは。

現にちーちゃんもあーちゃんも静かにじっと絵本に魅入っていました。「ねこのピート」で散々騒いだ後なのに。

絵が大変魅力的な絵本でした。

ねこのピート だいすきなしろいくつ

今日の2冊目「ねこのピート だいすきなしろいくつ」

ねこのピート だいすきなしろいくつ

ねこのピート だいすきなしろいくつ

 

 ちーちゃんが幼稚園で読んだとかで、買ってきた絵本。ねこのピートはポジティブなロックンローラーで、何があっても「イカしている!」って、歌をうたって前へと進む。

ピートが歌うたびにちーちゃんもあーちゃんも布団の上を歌いながら跳ね回るものだから、読み聞かせなんだか良く分からなくなる。

けれど、読み聞かせのポイントは、絵本の世界に入り込むってことだから、これもまたあり。読んで聞かせるだけが読み聞かせじゃない。って、変な言い回しだ。

絵本の最後には歌詞と一緒にギターのコード進行も載っているので、ギターを弾いて一緒に歌っちゃいました。

 

にゃんにゃんわん!

今日の1冊目「にゃんにゃんわん!」

ミニしかけセレクト (1) にゃんにゃんわん!

ミニしかけセレクト (1) にゃんにゃんわん!

 

 ちーちゃんが赤ちゃんだったとき、実家へ帰る新幹線の中で読んであげるように買ったしかけ絵本。赤ちゃん用に買ったのに、ちーちゃんが読みたいと選んできた。

最近、おうちごっこでペット役をするのが流行っているらしく、みんながペットになるのでペットだらけの家になるんだとか。

ちーちゃんもあーちゃんも代わる代わるで隠れている動物の鳴き真似をして楽しんでいました。

 

 

 

 

ちょっとだけまいご

 今日の3冊目。「ちょっとだけまいご」

ちょっとだけまいご

ちょっとだけまいご

 

 この本は一目ぼれでした。書店で手に取って、「これはぜったいに喜んでくれる」と感じて購入して、案の定、大喜び。そして、ずっと大喜び。

絵本を読むときには壁際にあるベッドに腰かけて読んでいるのですが、子どものフクロウが迷子になるところで、ちーちゃんもあーちゃんも、コロンとベッドの上から転がり落ちて、大はしゃぎ。

この本は読んでいても演じ甲斐(?)のある本で、まいごのフクロウを助ける動物たちのセリフをコミカルに(もちろん、コミカルな書かれ方をしているので)読んであげると、大喜び。

落ち着いたカラフルさと短い文章、テンポの良い物語運びで、とても楽しめる絵本ですね。

どろんこハリー

今日読んだ本2冊目。「どろんこハリー」

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

 

 ハリーがどんどんとどろんこになっていくのが愉快な絵本。絵柄も素朴でとってもかわいい。

裏表紙を見せれないので伝えづらいのだけれども、裏表紙には「どろんこのハリー」と「どろんこじゃない、いつものハリー」がお互いを見つめるように対峙して描かれていて、それが一対で4つ、並べられている。

ちーちゃんが「白いハリーと黒いハリー!」とそれぞれのイラストを交互に指さして楽しんでいたのは、もっと小さいころ。今日は、そんなことはしないで、じっと聞いていた。

絵本の途中で、ハリーがどこにいるのか分からなくなるページがあるのだけれど、あーちゃんは必死になって目をきょろきょろ。ちーちゃんは、得意になって先に見つけて「これだよ!」と指さす。

すると「もーっ!」と、あーちゃんはふてくされる。

こんなことは日常茶飯事なんですけれど、3歳差(実際はほとんと2歳差)の姉弟ってこんな感じなのでしょうか。